2015/03/31

【 ありがとう。ありがとう。】



別れの季節、3月。


約3年半のご縁を頂いたYoga studio Gllowを、

3月で卒業いたしました。


急な流れであったため、告知期間も短く、

まだご存じない生徒さんも多くいらっしゃり。


寂しい思いをおかけした皆様には、

本当に心苦しく思っております。



今回の卒業は、


『ヨガの神様の思し召し』



そう感じずにはおられません。


私がヨガに携わる人間として、さらに成長するための、

本当の意味で『手放す』という稀有な学びの機会を頂きました。



予約がいっぱいで、

レッスンにご参加いただけなかった皆様へのラブレターとして、

最後のレッスンのお話を。


∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..



最後のレッスンはどんなふうにしよう。

どんなテーマで、どんなアーサナがいいか・・

色々と考えていたのですが。



『今の私』にできる話をしよう、と思いました。

どんなにハードなヨガよりも難しいヨガ。




『怖れ』の話です。

『怖れと扁桃核』。



ヨガのレッスンで、いきなりヘッドスタンドします!なんて言われたら。

もしくは、苦手なアーサナ、やったことのないアーサナをするとき。



脳の奥の奥にある、原始的な部分『扁桃核』が、

『快と不快』

『好きと嫌い』

『敵か味方か』


即座に判断し、

『不快』で『嫌い』と判断すると、

脳が緊急状態になり、身体に影響を及ぼします。




その根っこにあるのが、『怖れ』。



生きるか死ぬか、判断するために必要な機能です。


けれど、この『怖れ』の基準を作る扁桃核は、

かなり幼い段階で構築されていき。



すぐ隣にある海馬が記憶をラベリングして、

怖れとセットにしていきます。



すっかり大人になった私たちに、

小さなときの『怖れ』の基準が、がっちり埋め込まれています。





何に怖れているのか。





今回、私の場合、

『ヨガインストラクターとしての私が失われるのではないか』

そんな怖れがあることに直面しました。





アイデンティティの崩壊を招きかねない事態が起きると、

人は根っこの怖れを隠すように、

怒りや悲しみで応戦しようとします。





けれど、そこで応戦していると、何も解決しないのですね。


なぜなら脳はずっと、『怖れ』のままで、

怒りや悲しみは、

扁桃核からの指令で脳が緊急事態に陥っている状態、

『逃走か闘争』のホルモンが分泌されます。





『快と不快』なら、ずっと『不快』のままで、

『好きと嫌い』なら、『嫌い』のままで。





いつもレッスンでお話ししている、

右と左の脈管、『Ha(ハ)』と『Tha(タ)』なのですね。



怒りや嫌悪感、批判的な気持ち。

自分への不安からくる、嫉妬や執着。



そのどちらでもない、

真ん中、スシュムナーに、エネルギーを通す。

愛に満ちた脈管ですね。



そのためには、何をすればいいか。

すんごい怒っているときに、愛って言われても!となりますよね。



『感動する』


感動するんです。



『怖れ』や危機的意識を司る『扁桃核』には、もう一つの作用があります。

『感動』し、『仲間意識、共同体』を作る作用です。


『怖れ』を感じる部分は、

『感動』を感じる部分でもあるのです。


すごいことですよね!


線路が二つに分岐し、



一つは、『怖れ』

一つは、『感動』



その線路は、また、意識すればすぐに一つになります。


『怖れ』線路に電車が走ると、どんどん加速し通勤快速に。

側坐核や視床下部を引きつれて、

やる気はなくなるわ、

憎しみは芽生えるわ、

呼吸は低下して身体はどんどんストレスが溜まっていく・・。




でも大丈夫。




すぐ隣に、『感動する』線路があります。


桜が綺麗だなと感じる、とか。

映画を見て泣く、とか。


そして、ヨガをしているときは、

自分の身体の中に広がる、もう一つの世界をイメージしてみます。




美しい自然が広がり、

小鳥や象や、あらゆる生き物が生きていて。

自分の好きな人も、

かつて嫌いだった人も、

みーんなみんな、自分の内側で笑って、幸せそうに生きてる。




その調和を乱さぬよう、

その調和をひたすら味わって、

ヨガのアーサナをしていくのです。




すごく美しい。




そして、何に『怖れ』ているか、見つけられたら。

ここからが・・・すっごい秘密のポイントです。



『助けて』って言う。


・・・・1番言いたくない人に!です。


うふふふふふふふ。


助けて、と言ったら、

ちゃんと手助けを受け取る、んですよ。


助けてと言っただけではダメなのです。

受け取る。ちゃんと。助けを。



誰かから助けてもらえる、価値ある自分なんですから。



_______________________



こんなお話をしながら、

皆さんで、内なる世界の調和を乱さぬよう、

ダウンドックしたり、

タダアーサナでどこまでも見晴らしのよい場所に立ったりしました。




素晴らしい時間。



この私の感じている世界を、

一緒に味わってくださり、本当にありがとうございます。




そして、

たくさんの花束や、贈り物や、お手紙を頂戴し。

gllowでヨガをさせて頂けて、本当に本当によかったなぁと感じました。



先日亡くなった愛鳥のクッキーを頂いたときは、その場で号泣してしまいました。



私は、ヨガを通して、

皆さんと、肋骨や仙骨や頸椎の話をするのがすごく好き。

今度は、それを自分で発信する。


『こうでもしないと、あなた自分でやらないでしょう?』

ヨガの神様から背中を押されたように感じます。



本当に、本当に、ありがとうございます。


たくさんの、愛と感謝をこめて。


寿香 拝


________________________



 たまプラーザの皆様




二子玉川の皆様




後光がさしてます、うふふ。
Iさん、上手に撮ってくださりありがとう。



内なる調和を乱さぬよう、
丁寧にダウンドック。
皆さん、本当に、美しい。






たくさんのお花やギフト。
ラッピングも美しくて、そのまま活けてみました。

かわいいポーチや、小鳥のてぬぐいや、素敵なハンドタオルや、
ドイツのお茶や、インドの石けんや。


ここに乗り切らなかったギフトたち。



リモネクッキー!
そっくりすぎて泣きました!



  『ボクにそっくり♡うふふ♡』





素敵なお茶と、素敵な水筒。






優しいピアス。最後のレッスンでつけました。ありがとう。




たくさんの寄せ書き。

胸がいっぱい。





みなさん、本当にありがとう。

大好きです。























2015/03/25

【 チベタンヒーリングヨガ、開催します 】



以前より、リクエストが大変多く寄せられた

『チベタンヒーリングヨガ』、

パワーアップして江ノ島で開催します!




私が行うチベタンヒーリングヨガとは、

チベットの密教法具であるシンギングボウルを奏でながら、

幾重にも広がる倍音に耳を澄ませ、

ご自身の声と身体を使って、

深い深い部分から共鳴させていくヨガです。



自分自身をシンギングボウルの一部として共鳴させるため、

微細な作業から始まります。




細胞の泡立つような振動を感じ、

その場にいる全員の声に耳を澄ませ、



倍音に満ちた空間に、

自分のすべてを溶けこませていきます。


微細な振動は、やがて大きな振動へ。



身体を使うアーサナを通して、

内側に響く倍音を広げていきます。


そして、

至極のシャバアーサナの時間・・・



日頃の疲れ、

ずっと心に引っかかっていた過去、

手触りのない未来への不安、




そういったものを、

全部、ぜんぶ、

宇宙に広がる倍音が、

そっとそっと、すくいとっていきます。




とーーーーっても、とっても、心地よいひとときです♡





さまざまな色や光を感じる方もいらっしゃいます。



今回は、ご縁をいただき、

江島神社のお膝元にて、チベタンヒーリングヨガを開催致します。


場所柄、ご参加頂ける人数に限りがございます。



今後は、月に1度、チベタンヒーリングヨガを開催予定ですので、

よろしければ『レッスンのお知らせ』をお目通しくださいませ。



==========

日時:4/4(土)14:00〜16:00
場所:江ノ島内(お申し込みの方に詳細お知らせ致します)
費用:3,500円
持物:ヨガマット、動きやすく暖かい服装、ブランケット、
連絡:lotusbird.yoga@gmail.com

==========



4/4(土)は、

マヤ暦でもKin1、物事の始まりの日と重なり。

この日は満月でもあり、皆既月食でもあります。


月の力がとても強いこの日、

『何かを宿し、育み、生み出す力』をイメージさせます。



江ノ島の弁財天さまのエネルギーを感じながら、

誰しもが生まれながらに備わる、

『源に繋がる美しい響き』を、

そっと味わい、奏でてみましょう。



お一人お一人、

奏でる『音』が、

美しい色合いを放ち、

それらが幾重にも折り重なる体験。



今からワクワクします。

楽しみですね、うふふ。



2015/03/23

【 それぞれの、ダウンドック。 】






昨日のテーマは、仙腸関節。



馴染みあるアーサナの動きの中心を、仙骨から感じていく。


圧倒的な安心感、

存在してよいというエネルギーを、

仙骨から、身体中へ満たしていき。


深い深い奥のほうから、

それぞれの、ダウンドック…


わぁーすごい!

とても美しい。


『素晴らしすぎて、ヨガ雑誌に載せたい!』

と言いながら、撮りました。

皆さん、下を向きながら大きな笑顔。


胸を打たれる瞬間でした。

2015/03/15

【 新しい流れへ。】


           



ヨガの神さまは、

私に、大きな課題を提示され。


その課題に、

いま、取り組んでいます。



私のヨガが必要だと、

涙ぐんでくださる人たちがいて。



私との時間が、

心の支えだと言ってくださる人たちがいて。



私は、そんな方々のために、

私を通して表現されるヨガを、

お役に立てていきたいと願うのです。



『明けない夜はない』と、

たくさんの人たちが、

心に寄り添ってくださり。



本当に、

本当にありがとうございます。



ray of light

一条の光。



皆さんのハートからの光が、私の支えです。



次のステージへ。


抗わず、争わず、

より良い導きに、身を委ねていきます。



皆さんとヨガができる場を作っていきますので、

少し待ってて下さいね♡



私のたくさんの天使たちへ。

感謝をこめて。