昨日は、千駄木にあります「フリュウギャラリー」さんへお伺いしてきました。
ヒーラーであり、日本画家、版画家の柏迫響子さんの三人展へ。
「幻想の庭」柏迫 響子・後藤 花甫里・中内 共路 展
少しご無沙汰していて、積もる話もたくさんありましたが、
生命そのものを描く、彫っていく響子さんの世界を堪能させていただきました。
絵を描く、彫る、という作業は、
とても能動的な瞑想のように感じます。
幽玄な空気感を描いていらした、中内共路（ともみち）さんは、
「描いているときはとてもリラックスしていて。
こんなにリラックスしていいのかと思うくらい」
とのこと。
それはとても深いことだなぁ、とお伺いしていました。
いつもチャーミングなギャラリーのオーナーさんともハグ。
彼女の今年のテーマは「ブリリアントに」
えぇ、えぇ、私もです、ともにブリリアントに！と盛り上がりました。
帰宅して、調べ物をと「即身成仏義」をめくっていましたら。
＜ ブリリアント ＞に呼応する一節が目に留まりました。
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又云く、当に知るべし。
自身即ち金剛界と為る。
自身金剛界と為りえば、
堅実にして傾壊（きょうえ）なし。
我れ、金剛身となる。
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はっきりと知るべきである。
行者自身が仏の金剛のごとき身体となるのである。
行者自身が金剛となれば、
心身ともに堅実で揺るぎ壊れることもない。
なぜなら自分自身が金剛身となっているのだから。
金岡秀友著「即身成仏義」
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「ブリリアントに」
何気ない言葉ですが、実はとても奥深いことです。
自分自身がダイヤモンド、金剛身となる、ということです。
金剛頂経にて、
心身統一（三昧）を修習する者は、
この身このままで現に仏の覚りを得る、ということを説いています。
心身統一とは、瑜伽のこと。
そう、
ヨガを通して、
絵を描くことを通して、
生命を彫ることを通して、
日々の日常の生活を通して、
「金剛身」となる。
ブリリアントに、という言葉は、
私に改めてテーマを授けてくださいました。
ブリリアントに。
自分の内側に、智慧、般若を宿せるように。
今年もどうぞ、よろしくおねがい致します。
